「直角三角形の斜辺を、計算によって求める」 第九回 三角形の面積の演習
単元
直角三角形の斜辺を、計算によって求める
本時の題材
三角形の面積を求める演習
ねらい(この授業で伝えるべき一つのこと)
三角形の面積を理解し、面積を求められるようになる
■"ねらい"の設定理由■
前回の授業での、三角形の面積の解説がいまいちやったという感覚があり、今回の復習で再度「三角形の面積」は「平行四辺形の面積」の半分であることを確認し、理解を促したい。また、直角三角形の斜辺を求める際、直角三角形の面積と正方形の面積を利用する。なので、三角形の面積は自力で求められるように、演習を積み、底辺×高さ÷2を定着させることがねらい。
メインとなる問題
いろいろな三角形の面積を求める問題
■メイン問題の設定理由■
前回は、鋭角三角形についてしか、平行四辺形の半分になっていることを確認していない。他の直角三角形と鈍角三角形についても長方形や平行四辺形の半分になることを確認し、底辺はどこか、高さはどこかを判断できるように、いろいろな三角形について面積の問題を出題する。
授業の板書と流れ
振り返り
■今回の評価できる点は?■
提示の順番を考え、より伝えたい事である「三角形の面積は、平行四辺形の半分である」ってことが見えやすいようにすることができたと思う。同じ三角形をふたつ並べて平行四辺形をつくり、その淵をなぞって平行四辺形を書くことで、三角形はその半分であることを印象付けれた。
■今回の改善点は?■
授業の板書計画と流れの最後のひと練りができなかったこと。じっくり考え、流れは頭の中に入っていたものの、最後にまとめて確認するというプロセスは必要。
■今回の「教訓」■
何を、どのように、どんな順番で提示するのかは、すごく大切。毎回時間をかけて考えていきたい。